みなさんはカウンセリングを受けるにあたり、カウンセラーはどんな人間なのかということは重要ポイントのひとつに入っていると思います。
H&M ZAMAでは無料面談を実施しているのでご利用していただければ「案ずるよりも産むがやすし」のことわざのごとく手っ取り早いのですが、無料面談への時間は取れない方もおいでになると思うので、自己紹介をさせていただきます。
できるだけ丁寧に書いていこうと思うので少々長文にはなりますが、興味があればお付き合いください。
ごくごく一般的(もしかすると平均以下かもしれませんが・・・)な人間です。
ただ、多くの人よりも「良い意味でも、悪い意味でも」さまざまな経験と体験を積んでいるからこそカウンセラーという職に就いているのだと思います。
もし興味があれば私のヒストリーを紹介させていただくのでお付き合いください。
そして、私という人間を知っていただければ幸いです。
ヒストリーを書くにあたって、自分を紹介するのにどこまで書き込んで良いものか考えました。あるカウンセラーのホームページには一切のプロフィールはなく、氏名すら記載していない。また、あるカウンセラーは「自分のことを詳しく紹介することはない」と言う。またあるカウンセラーは「相談者のためにも自己紹介は詳しくする必要がある」と言う。
私は「クライエントとカウンセラーは対等である」と言うカウンセリングの基本を大切にしたいと考えています。
そのためにも、これから「カウンセリングを受ける」「カウンセリングを受けたい」と考えている相談者がどんなカウンセラーなのかわかっていた方が少しでも安心感を持って連絡できるのではと思い、自分のヒストリーを書くことにしました。
私は1964年東京で、いや日本で初めてオリンピックが開催された年に生まれました。出産は逆子であったためけっこうな難産だったと言われます。よちよち歩きが始まると「歩き方が変だ」と言うことで病院へ行ったところ両足股関節脱臼の診断。しかも、2歳を過ぎなければ手術はできないと言われたそうです。2歳を迎え手術をし成功。退院の日に雪が降っていたことだけは今でも覚えています。
幼稚園に入ると脱走の名人と言われ、いつの間にか幼稚園を抜け出し自宅に帰っていました。
小学校では勉強が嫌いで夏休みの宿題などは休みが終わる数日前に家族に手伝ってもらいそれでも終わらないと言った感じです。
でも、この小学校時代に出会った一人の先生が私の人生を変えてくれたと思っています。それは、当時ろくに勉強もせずただただ遊びに夢中で言うことも聞かない勉強もできないバカな落ちこぼれでした。そんな馬鹿な落ちこぼれ数名に夏休みの間補修をしてくれました。
小学校3〜4年のときです。これでやっと人並みになりました。
中学校では3年間野球部に所属、いま考えてみても朝から晩まで野球漬けよく頑張ったと思います。しかも当時のスポーツは精神論が全盛期です。部活中の水飲みは禁止、うさぎ跳びも普通にやっていたし、何かあると「気合が足りない」の一言です。
高騰には進学しましたが2年生の途中で退学。正直なところ特別な理由はありませんでしたが、友人たちとの他愛もない会話の中で「こんな学校辞めてやる」と口に出してしまったのです。男が一度口に出したことは曲げてはいけないと言う硬派なところがあり「男に二言はない」と言って退学しました。
ここまでが学生編となります。色々思い出しながら書いて思ったのですが、自分は結構「メンドクサイやつ」だったんだなって感じです。
続いて社会人偏となりますが、まだ私に興味があるようでしたらもう少しお付き合いください。
高校を退学してしまったので、とりあえず何か仕事をしなければと思ったのですが、車の運転ができなければ就職も難しいかなと考えさっそく教習所に通い免許を取りました。
運転免許もあるし簡単に就職できると思っていたのですが、高校中退と言うことでなかなか仕事が見つかりません。でも、無職(今で言うニート?)では恰好がつかないのでまずはアルバイトと思いチラシで、見た造園屋でアルバイトを始めました。そこでの仕事はトラックに庭石を荷台に積んで新興住宅地を回り飛び込み営業をするいわゆる引き売りです。
その後、友人の紹介で有線放送会社に就職。飲食店へ有線放送機材の設置や営業活動をしていました。ここで数年勤務し、ここなら長く勤めてもいいかな。なんて思っていたころ、イベント会社を立ち上げないか?と誘いを受け「なんか面白そう」と調子に乗り有線放送会社を退社。イベント会社設立の準備をするも上手くいかず会社設立前に負債を抱えおじゃんになってしまいました。
そしてまた無職です。少額ながら負債もあるしこのままではカッコ悪いしでGSにてアルバイトを始めました。ただこのままでは終われないと言う気持ちがあり、イベント会社立ち上げ準備中に興味を持った経営コンサルタントの職に就きたくGSでアルバイトをしながら就活をすることにしました。でも、いかんせ高校中退で独学で簿記の勉強はしていましたが、簿記3級の資格もなく書類審査で落ちてしまい面接まで行っても採用には至らず、悶々とした日々を送っていました。
周りからは「高校中退ではロクな仕事に就けないよ」とよく言われていたので「なにクソ」と言う気持は常に持っていたのですが「やっぱり無理かな」と諦めかけていた23歳の春、都内にある経営コンサルタント会社に採用されました。
以来、20年以上コンサルティング業界に身を置き経営・労務・危機管理に関するコンサルタントの傍らヘッドハンティング・アウトプレイスメントにおけるキャリアカウンセリングを担当してきました。
2010年5月今までの経験と知識を基に神奈川県座間市でH&M ZAMAを開業させました。ヒストリーを読んでいただけたなら冒頭に申した「インテリでもエリートでもない」と言うことがわかっていただけたと思います。
最後までお付き合いしていただきありがとうございます。
まだまだ書き足らないところはありますが、これが私のヒストリーです。
こんな紆余曲折した私だからこそできるカウンセリングがあると自負しています。どうぞひとりで悩まず考え過ぎずいつでもご連絡ください。